太陽光発電の出力制御について
2023-07-28
最近「太陽光発電設備の出力抑制の運転、連系線の活用等の対策を実施しても、電気の供給力が需要を上回ることが見込まれるため、当日の需給状況等を踏まえて、太陽光発電所・風力発電所の出力制御を実施する可能性があります。」というメールが来ます。
これは、電気が需要以上に発電されて余った時に発生し「需給バランス制約による出力制御」が行われる連絡です。最近では再生可能エネルギーの導入が進んだことにより、需要が少ない時期などには、火力発電の出力の抑制や地域間連系線の活用等により需給バランスを調整した上で、それでもなお電気が余るおそれがある場合に再生可能エネルギーの出力制御を行っています。
こちらは、エコめがねによる出力制御がかかった際のモニター写真です。10時から徐々に下がって12時にかけて発電が0になっています。
出力制御がかかると通常より1ケ月の発電量が少なくなる可能性もあり、10キロ以上の太陽光を載せているお客様で「今月の発電量がいつもより少ないな。」と思ったら、出力制御の可能性があります。
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