地震に備えて
2024-08-09
令和6年8月8日16時42分に、日向灘を震源とするマグニチュード(M)7.1(気象庁暫定値)の地震が発生しました。地震により、宮崎県日南市で震度6弱揺れと、宮崎港では0.5mの津波も観測。
この地震の発震機構は北西―南東方向に圧縮軸を持つ逆断層型で、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生したと考えられ、気象庁は南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震が発生する可能性が平常時に比べて相対的に高まっているとして「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。
地震に備えて地震などの被害を最小限に抑えるには、自助(じじょ)・共助(きょうじょ)・公助(こうじょ)が大切です。
「自助」、「共助」、「公助」とは、
1.「自助」とは、自分の身を自分の努力によって守ることです。
2.「共助」とは、身近な人たちがお互いに助け合うことです。
3.「公助」とは、国や県などの行政機関による救助・援助です。
このうち、「公助」のみの災害対策には限界があり、平成7年の阪神・淡路大震災の教訓から「自助」「共助」が極めて重要です。
地震による犠牲者の多くは、地震発生直後の建物倒壊や家具の転倒によるものです。また、東南海・南海地震では、地震発生後に巨大な津波が短時間でおそってきます。
このため、地震直後の災害から身を守るためには、自ら守る「自助」はもちろん、近隣の人々が助け合う「共助」が極めて重要です。
自身が「自分の身は自分で守る」「自分たちの地域は自分たちで守る」「これに足りない部分を行政機関が補う」考えを持ち、地震に備えましょう!!
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