バイオマス発電~燃料2017-10-30
あらためまして、固定買取制度の対象になっている再生可能エネルギーは、
太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスです。
それぞれの発電のための燃料は?というと、
太陽光、風力、水力、地熱は、その名の通りなのですが、
バイオマス発電の燃料は、
木くずや間伐材、可燃性のごみ、精製した廃油などになります。
バイオマス発電は、ざっくりですが、
燃料を燃焼させ、タービンを回し発電する方法です。
真庭市のバイオマス発電は、間伐材を木質ペレットに加工し、燃料としています。
”燃焼”には、CO2放出をともなうので、
一見、温室効果ガスを放出しているように思われます。
バイオマス発電、燃料は木材をイメージしていただくと
①光合成によりCO2を吸収して成長した木を燃料とし、
⇓
②木材を燃焼し発電 CO2の放出をともなうが、
⇓
③伐採後に森林が成長すれば森となり、樹木が再びCO2を吸収する
を繰り返すということで、「京都議定書」でCO2を出さない発電とされています。
ただし、③がうまくいかなければ、森林破壊につながる可能性もあります。
これが、今、問題視されている点です。
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