ちょっとの工夫で実現!『環境にやさしい家』2016-02-15
急に暖かくなったと思えば今日は少し冷えて・・たださわやかな朝。
ここ最近は新製品をご紹介したり太陽光や蓄電池の必要性を書いておりましたが
今日は新製品だけに頼らない新しい『環境にやさしい家』についてお話ししたいと思います。
おかげさまで太陽光発電もある程度各ご家庭に浸透しつつあり、
ゼロ・エネルギー・ハウスも、その認知度を高めております。
ただ、こういった新しい設備を導入した住宅だけが「環境に優しい」わけでありません。
風の向きや日照を計算して間取りを設計し、いわゆる昔ながらの軒下や断熱を施すことにより
あまり空調機器に頼らない住みやすい住宅を提唱している企業が注目されています。
「井戸水を利用した涼しい家」も注目を集めており
庭の植物や緑のカーテンへの水遣りや屋根への散水などの伝統的な「涼」
日差しをしっかりと遮る軒の出、コンクリート上に冷たい井戸水を流すことで、
その上を通る空気も自然と冷やすいわゆる「打ち水」など。
伝統的な日本家屋の良さをとりいれつつ、「ちょっとした工夫」で
住みやすさを併せ持つ省エネされた住宅、それが『環境にやさしい家』です。
これは一般的な住宅に限られたものではなく、あらゆる建物について
ちょっとした工夫でまだまだ環境にやさしく、かつ過ごしやすい空間が作れます。
わたくしたちも、そうした『環境にやさしい建物』への取り組みを続けていきたいと思います。